太陽光発電
Photovoltaic Power
伊川谷東太陽光発電所
- 所在地: 神戸市西区伊川谷町上脇字水呑谷、鬼神山
- パネル設置面積: 約25,000㎡
- 太陽電池容量: 2251KW
(多結晶 240W・270w 8337枚 単結晶 290W 814枚) - 想定発電量: 年間約2,830,000kwh
太陽電池の原理
物質を構成する原子は、中心に正の電荷を持つ原子核(陽子)と周囲に幾つもの負の電荷を持つ電子からなっております。外部から光などが作用すると最外殻の電子(価電子)は単独に動き回り(自由電子)、近くの正電荷にひかれて移動します。この電子の移動が電流です、この電子が電気の正体です。シリコン系太陽電池はN型半導体(電子)とP型半導体(正孔)の2種類の異なる半導体を貼り合わせた構造(PN接合)をしており、そのままでは電流は流れませんが、その接合面(空乏層)に光が当たると、光のエネルギーにより空乏層に電子と正孔が発生し、電子はN型域に、正孔はP型域に移動し、N型側は負に、P型は正に帯電し、N型とP型の間に電圧(光起電力)が生じ、2種類の半導体に電極を設け、電流を外部に電気エネルギーとして取り出します。太陽の光は地球の大気圏で一部吸収され、弱まり、地上に届いた光のうち、可視光線(約47%、それ以外は紫外線や赤外線)を太陽電池(温度で性能変化)で電気に変換します。天候の状態(光の強度や温度)で発電量が大きく変化します。